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週刊 サイエンスジャーナル  2014.6.22号

アルツハイマー病抑えるタンパク質“ILEI”発見!アミロイドβ生産経路を遮断

 認知症の人は年々増加しており、2010年を基準にすると、25年後の2035年には約445万人と1.8倍に増えることが予想されている。年齢別に認知症の人の割合をみると、65~69歳では1.5%だが、年齢が5歳上がるごとに約2倍になって、85歳以上では約4人に1人が認知症であるとされる。

 これまで、認知症の約9割は、治療不可能だとされてきた。また、認知症患者は、予測もつかない行動をすることから、介護する家族への負担が問題になっている。その後、医学の進歩により、希望の光は少しずつ見いだせている。長年謎だったアルツハイマー病の原因と、治療への道が少しずつ見えてきた。

 今回、アルツハイマー病の発症を抑制するタンパク質を、滋賀医科大学分子神経科学研究センターが発見した。有効な治療薬が少ないアルツハイマー病の治療法開発戦略の新しい手がかりになりそうだ。  認知症の原因とされるのはアミロイドβタンパク質と、タウタンパク質の増加だ。認知症を発症する脳に比べて認知症を発症しない脳は、アミロイドβを抑えるタンパク質「ILEI」が存在することを発見した。

 原因とされるアミロイドβタンパク質と、タウタンパク質については、これまでのところ医薬品「LMTX」や「ガンテネルマブ」が臨床試験中である。また、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発したプログラムでは、有酸素運動をしながら簡単な計算練習をして脳をはたらかせる。すると、脳の神経細胞が再生。海馬の萎縮を防ぐことがわかっている。
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2014-06-08(Sun)
 

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