みどりのカーテンが人気!節電・温暖化対策、収穫の楽しみ、自由研究にも!

緑のカーテンで温暖化対策

 夏の暑さを和らげるため、窓をゴーヤで覆う「みどりのカーテン」を広げようと、東京都練馬区が1000世帯を対象に参加を募ったところ、応募が殺到している。東日本大震災で夏の電力不足が指摘されたせいか、想像以上に関心が高いようだ。


 「みどりのカーテン」とは、アサガオやヘチマのように、ツルが伸びて何かに巻き付いて伸びる種類の植物(ツル性植物)で作る、自然のカーテンの事。日差しを遮るほか、葉から水分が蒸発する蒸散作用によって、室温が下がる効果が期待され、ヒートアイランドや地球温暖化への対策として、近年注目されている。


 夏の暑い日に、葉っぱの間をすり抜けてくる涼しい風は、天然のエアコンのよう。また、野菜を収穫できたり、「みどりのカーテン」はとても楽しい。気象庁によると、今年の夏は、記録的だった昨夏のような猛暑にはならないが、全国的に平年(1971~2000年の平均値)よりは高くなるという。(2011年2月24日)。そうなるとまた暑さ対策を考えねばならない。緑を増やす、緑のカーテンやガーデニングはよい温暖化対策になる。




 東京都練馬区では2009年度から区庁舎の外壁にヘチマのカーテン作りを行っており、庁内の室温が2~3度下がる効果があったため、今年度から、区民や区内の事業所など計1000世帯を「区民モニター」として参加を呼びかけている。


 ゴーヤの苗2株と、ネット(180センチ・メートル×90センチ・メートル)、育成マニュアルのセットを無料で配布し、参加者は、育成過程や遮熱効果の報告書を区に提出。報告書はインターネット上で閲覧できるようにする。


 同区は「クーラーを使わず室温を下げられ、節電対策にも有効」とPRし、4月21日から参加者を募集している。申し込みは5月9日必着で、モニターは抽選で決定される。問い合わせは同区環境課(03・5984・4705)へ。(2011年5月5日 読売新聞)






 みどりのカーテン

 歴史的には、遮光・目隠しの効果を有するものが古くから用いられてきた。日本では、夏の風物詩でもあるすだれ、店舗や家庭で使われる暖簾といったものがあり、外国でもカーテン、ブラインド等が存在する。特にブラインドについては、エジプトの初期王朝から使われていた。しかし、これらはすだれを除き室内に用いられることが一般的であり、素材は加工品かつ無生物であるため、日光が当たり続けると熱を持ち、熱放射が起こるという欠点がある。こうした欠点を補う方法として、外断熱であり、生きた植物体を使用することにより気化熱による継続的な温度抑制が期待できる緑のカーテンが利用される。家庭をはじめ学校や公的機関でも用いられている。


 夏季高温時において、太陽光の遮断と断熱、および植物葉面からの蒸散による気化熱を利用して、建築物の温度上昇を抑えることを主な目的とするが、居住環境整備としての遮光や目隠し、植物の鑑賞も目的の内である。また、地球温暖化対策の一環として、植物の生体活動による大気中の二酸化炭素の減少を期待する向きもある。太陽光が建築物内部に入射することを抑えるため、窓を覆うように設置されるのが基本であるが、建物全体を覆えば外壁の蓄熱を防止したり、日射による急激な温度変化や酸性雨、紫外線がもたらす外壁の劣化予防にも繋がる。


 植物は主につる植物が用いられ、支柱に絡ませたり外壁やネットに這わせたりして栽培する。秋には葉を落とす落葉性の植物が用いられることが多い。常緑性の植物も利用できるが、その場合は冬季も遮光効果を発揮してしまうという難点がある。遮光の目的から、葉がよく茂り高く這い登るツタやキヅタなどの植物が多く選ばれるが、家庭や学校では、鑑賞や生育観察、収穫等の目的を兼ねてアサガオやキュウリ、トマトなども使われる。最近では、比較的病害虫に強く栄養価も高いことなどからゴーヤーも用いられている。(Wikipedia)



 みどりのカーテンの効果

 日光を遮る:窓から差し込む太陽エネルギーは、大きな熱エネルギーを持っている。このため日射が窓から差し込むと室内温度がどんどん上昇する。みどりのカーテンは、太陽光線の約8割をカットする。ちなみに遮光フィルム、遮熱ガラスも市販されているが、これだけの効果は得られない。


 放射熱をおさえる:見逃してはならないのが、周囲の物体が持つ放射熱。まわりの物体は熱エネルギーを吸収すると同時に、放射熱を赤外線などの電磁波の形で出している。みどりのカーテンは壁や地面を広くおおい、放射熱を防ぐ。

 蒸散作用:植物は成長するためにたくさんの水を吸収する。吸収されて水分の大部分は葉から蒸散していく。水分は蒸発するときにまわりから熱を奪う。これを気化熱という。みどりのカーテンは、この気化熱のために単なる日よけよりも、周囲の温度が下げる効果がある。





 みどりのカーテンの育て方

1.土づくり プランターの一番下に、鉢底石を敷きます。その上に培養土を入れます。
 種まきは4月中旬~5月上旬ごろが目安です。種をまいた後は、土をかぶせ、すぐに水をやります。発芽には2~3週間かかります。

2.植え付け 苗を土づくりをしたプランターに植付けます。種から苗づくりをしたものは本葉2~3枚出たところで、同じように植え替えます。
 ひとつのプランターに対して一本植え(苗をひとつ植えること)がお勧めです。根がしっかり張り、枝葉が大きく伸びてくれます。なお藁などを土の表面に敷くと乾燥防止になります。

3.ネットを張る つるが伸びる前にネットを張っておきます。
 ネットの先をくくりつけるところがない場合、とめ具やスダレ取り付け用の金具を買ってつけること。

4.水遣りをする 水遣りはゴーヤーを育てる上でとても大切です。毎日、朝と夕方にしてください。
 真夏で乾燥している場合などは昼間でも水をあげましょう。ゴーヤーは比較的病害虫が少ないですが、アブラムシなどの虫がたくさんつくことがあります。晴れた日に牛乳や木酢液を霧吹きなどで丁寧にかけてあげましょう。

5.追肥する 追肥は植え付け後2週間おきくらいに行います。
 水をしっかりやっているのに葉が黄色くなったら、肥料不足とみて早く施すなど、成長の状況をみながら適宜調整します。ただしやりすぎにも注意しましょう。追肥の例としては、発酵牛糞と化成肥料を5:1の割合でよく混ぜたものがよい。根元をさけてやり、また、上から撒くだけでなく、培養土の中に混ぜ込むようにすると吸収が早いです。

6.成長する 日当たりのいい暖かい場所であれば日に日に成長します。
 ゴーヤーはまきひげを出してネットに絡みながら上方に向かって伸びて行く性質がありますが、横方向へも枝葉が伸びて、ネットいっぱいに広がっていきます。つるを希望方向に伸ばしたい場合は折らないように慎重に誘引しましょう。このころから花が咲きはじめて見た目もきれいになり実の収穫への期待も高まります。

7.完成 梅雨明けの6月末から7月初めにかけ、緑いっぱいのグリーンカーテンが完成します。
 この時期にはたくさんの実がなり、収穫を楽しむことができます。秋になったら撤去しましょう。(みどりのカーテン交流広場)



参考HP Wikipedia みどりのカーテン みどりのカーテン交流広場 育て方コーナー


緑のカーテンの育て方・楽しみ方
クリエーター情報なし
創森社
緑のカーテンの恵みを食べよう―ゴーヤー・ナーベーラー(ヘチマ)
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そしえて
2012-07-23(Mon)
 
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